現在飼育している昆虫


アワヨトウ

Mythimna separata (Walker, 1865)

 

チョウ目ヤガ科。

東アジアおよびオセアニアに生息し、イネ科植物などを摂食する農業害虫。

当研究室ではカリヤコマユバチやブランコヤドリバエなどの寄生性昆虫の寄主として利用している。また、昆虫免疫の研究の実験材料でもある。


カリヤコマユバチ 

Cotesia kariyai (Watanabe, 1937)

 

ハチ目コマユバチ科。

アワヨトウを寄主とする多寄生性、内部寄生性の飼い殺し型幼虫寄生蜂。

当研究室では行動実験や寄主の免疫を回避するメカニズムの研究の対象とされている。

 

チャノコカクモンハマキ

Adoxophyes honmai Yasuda, 1988

 

チョウ目ハマキガ科。

チャの農業害虫。当研究室では産卵選好性などの行動試験を行っているほか、寄生蜂の寄主としても利用されている。

 

 

 

ハマキコウラコマユバチ

Ascogaster reticulata Watanabe, 1967

 

ハチ目コマユバチ科。

チャノコカクモンハマキなどを寄主とする単寄生性の卵ー幼虫寄生蜂。当研究室ではチャノコカクモンハマキを寄主に継代飼育しており、寄主探索行動などの行動実験を行っている。

 

カイコ

Bombyx mori (L., 1758)

 

チョウ目カイコガ科。

生理学などの実験で使われるモデル動物。

当研究室では免疫機構の研究に利用されている。

 


ナシヒメシンクイ

Grapholita molesta (Busck, 1916)


チョウ目ハマキガ科。

ナシ、リンゴなどの果樹の果実や新芽を摂食する。当研究室では産卵行動の試験を行っているほか、寄生蜂の寄主として利用されている。


タテスジコマユバチ

Lytopylus rufipes (Nees, 1812)

 

ハチ目コマユバチ科。

ハマキガ科やメイガ科などのチョウ目昆虫に寄生する幼虫寄生蜂。当研究室ではナシヒメシンクイを寄主として継代飼育され、行動試験などに使われている。

過去に飼育していた昆虫

ハスモンヨトウ

Spodoptera litura (Fabricius, 1775)


チョウ目ヤガ科。

広食性で野菜、果樹などの農業害虫。当研究室では寄生蜂 Chelonus inanitus の寄主として利用されている。

 

Chelonus inanitus (L., 1767)

 

ハチ目コマユバチ科。

ヤガ科などのチョウ目昆虫の卵ー幼虫寄生蜂。当研究室ではハスモンヨトウを寄主に継代飼育されており、行動実験に使われている。


ホシヒメホウジャク

Neogurelca himachala sangaica (Butler, 1875)


チョウ目スズメガ科。幼虫はヘクソカズラを摂食する。当研究室ではこのほかにも複数種のスズメガ科昆虫を飼育しており、それらは性フェロモンの研究に用いられている。

 

クサグモ

Agelena silvatica Oliger, 1983

 

クモ目タナグモ科。成体は低木などに棚網と呼ばれる水平方向に広がる網を張って生活する。写真は幼体。当研究室ではクモ目の脱皮制御の研究材料とされている。

 

ワタヘリクロノメイガ

 Diaphania indica (Saunders, 1851)

 

チョウ目メイガ科。幼虫はウリ科植物を摂食する。キュウリなどの農業害虫。当研究室では Apanteles taragamae の寄主として利用されている。

 

Apanteles taragamae Viereck, 1912

 

ワタヘリクロノメイガなどの内部寄生性幼虫寄生蜂。等研究室ではワタヘリクロノメイガを寄主に継代飼育されており、行動実験に使われている。


ブランコヤドリバエ

Exorista japonica (Townsend, 1909)

 

ハエ目ヤドリバエ科。

チョウ目昆虫に寄生するハエ。寄主の体表に産卵し、孵化後の幼虫が寄主体内に潜り込んで成長する。当研究室ではアワヨトウを寄主として飼育しており、行動実験や寄主免疫回避機構の研究材料とされている。